平和 CR銀河英雄伝説H1AX
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平和『CR銀河英雄伝説』展示会
パチンコの歴史がまた1ページ!
 2007年9月12日、株式会社平和は東京・台東区のラ・ベルオーラムにて、SSシリーズ第4弾となるパチンコ新機種『CR銀河英雄伝説』の展示会を開催した。本機はその名の通り、田中芳樹氏による同名SF小説を基にした長編アニメとのタイアップ機。大作アニメが次々とパチンコ化する中、アニメファンが待ち望んだ超大作がいよいよホールデビューを果たす。
不朽の大ヒット長編アニメが遂にパチンコ化!
 では早速、『CR銀河英雄伝説』の気になる中身に迫っていこう。冒頭でもお伝えしたとおり、本機は20インチ大画面を搭載したSSシリーズの最新作となっており、液晶上では原作同様、ヤン・ウェンリーを中心とした自由惑星同盟軍と、ラインハルト・フォン・ローエングラムを中心とした銀河帝国軍の息詰まる対決が描かれる。

 通常時の演出は、中立視点で描かれた原作になぞらえて「同盟軍ステージ」「帝国軍ステージ」の2つを移行しながら展開。滞在しているステージによって発生する予告やリーチが変化する仕組みで、同盟軍ステージ滞在時は帝国軍艦隊を撃破すれば大当たり、帝国軍ステージ滞在時はその逆、となる仕組みだ。

 また、液晶右下部に隠された「イゼルローン要塞」の役モノにも注目。この役モノは「トールハンマーリーチ」や再抽選アクション時に出現し、液晶とシンクロして眩い光を放ちプレイヤーの期待感を盛り上げてくれる。

 スペックはミドルタイプの『〜H1AX』とMAXタイプの『〜H9AX』が発表されており、どちらも突確付きのフル時短仕様。ヘソと電チューで各4個まで保留される8個保留仕様となっているのも両タイプ共通の特徴で、電チュー入賞時の大当たり振り分けには突確がないため、確変中に突確を引いて悔しい思いをすることはほぼ無いと言っていいだろう。
今回の会場はお馴染みラ・ベルオーラム。数多く用意された試打機は常にホール関係者で満席状態となっており、注目度の高さが伺えます。
通常時の演出は「同盟軍ステージ」と「帝国軍ステージ」を行き来しながら展開。戦艦だけでなく、両軍の格納庫や軍士官学校、ヤンの部屋、ラインハルトの執務室なども背景として登場するようです。
変動中に出現する「名セリフ予告」。同時に出典も表示される点が嬉しいですね。
リーチ後にキャラクターがカットインすれば信頼度アップ。中にはプレミアムキャラも…!?
リーチが成立した直後に無数の戦艦が横切る「群予告」は出現しただけで激アツ!
こちらは5段階に渡って発展するステップアップ予告。最終段階で大映しになったキャラがセリフを発すると…!?
チャンス目が停止するとムービーが映し出され、突確「英雄モード」に突入。電サポ有りの確変なので、玉を減らさずに大当たりを待つことができるぞ。
同盟軍ステージ限定の「アルテミスの首飾りリーチ」。ヤンの作戦通りに見事アルテミスの首飾りを破壊できれば大当たり!
対するこちらは帝国軍ステージ限定の「レグニツァの戦いリーチ」。ラインハルトの作戦が功を奏し、敵標準艦を撃破すれば大当たりだ。
イゼルローン役モノが可動する「トールハンマーリーチ」は本機における最大の見所の1つ。眩い光とともに放たれるトールハンマーでハズレ絵柄を粉砕せよ!
大当たりラウンド中はキャラクター紹介が映し出される。エンディング画面のメッセージはもちろんコレだ。
時短中は「会戦モード」と呼ばれる特殊演出が展開。刻々と変化する画面上部の戦況パネルに注目しよう。
注目展示会コンパニオン No.083
長身美女が多い中、あえて小柄なこの娘をチョイス!
後記
 ようやく銀英伝がパチンコ化されました。どれだけ待ちわびたことでしょうか。大ヤマトやエヴァがタイアップされる中、本っ当にようやくという感じです。原作小説やアニメを見てない方は是非これを機に銀英伝の世界に触れて頂きたい! そして感動して頂きたい!

 今回はパチンコとなって登場ですが、なんといってもイゼルローン要塞役物がイイ! 主砲・トールハンマー(小説版ではトゥールハンマー)のアクションは、数千隻の戦艦が消滅するが如く絵柄を吹き飛ばしていきます。また、予告やリーチも原作の名場面を取り入れたものが多くファンには堪らない出来と言えるでしょう。あと忘れてはいけないのがBGM。原作ではクラシックの名曲が数多く使われているわけですが、当然本機も同様。銀英伝の世界観にどっぷり浸かれちゃう仕上がりとなってます。銀英伝ファンの方もそうでない方も、10月9日のデビューをお楽しみに!
(C) 田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー