豊丸産業 ＣＲ銀河鉄道９９９Ｍ
分析情報
ゲ
｜
ム
性
紹
介
松本零士の描く「銀河鉄道999」の魅力をたっぷりと再現！
松本零士ブームを作った「銀河鉄道999」
　1977年より少年画報社より発行されていた「週刊少年キング」に掲載され、大人気となった「銀河鉄道999」とのタイアップ機が豊丸産業から登場した。本機はコミックス単行本やテレビアニメ、劇場版と次々に発表されていった中の、劇場版が主なモチーフとなっている。

　原作者の松本零士氏が影響を受けた宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と、自身の上京エピソードなどから完成することとなった銀河鉄道シリーズは、先にヒットしていた「宇宙戦艦ヤマト」に続く大ヒット作で、当時まだまだ新人だった同氏の名を世に知らしめるきっかけとなり、当時の子供たちは多くの影響を受けた。

　銀河鉄道シリーズでは「クイーン・エメラルダス」や、パチンコ機にもなった「宇宙海賊キャプテンハーロック」や「銀河鉄道物語」など、銀河鉄道999と微妙にリンクしながら物語が展開していくアニメがいくつか発表されているが、本機ではプレミアムリーチなどでこれらの作品の登場人物が出現しているぞ。
確変中に名シーンのカットインが入ると小当りか突確となる。様々なパターンがあるが、全て原作の名シーンばかり。ファンは全て見るのがまずは目標!?
奥の深いストーリー性をパチンコで体感！
惑星モードに移行すると、液晶上に出現する「９」絵柄の数に応じてロゴが点灯していく。全て点灯するとモードアップし、潜伏確変の可能性が高い「時間城モード」に移行するぞ。
　TVアニメ放映当時に少年だった世代はもう30代を超えているが、週刊少年誌への続編掲載や、新たな劇場版公開などで現在でもファンからの人気は衰えない。初期の頃の人物相関関係などが時代によって若干変化しているのも原作の特徴だが、本機は1979年に公開された劇場版アニメのストーリーで展開していく。

　原作での鉄郎と機械伯爵の対決シーンは、本機の激アツリーチアクション「時間城リーチ」として再現されている。しかも巧みに編集されたシーンはリーチのテンポを崩さずにストーリーもわかりやすくなっているなど、本機のために新たに書き起こしたというムービーシーンはどれもファン必見の物ばかりだ。

　見た目で目を引くのが大きなメーテル役モノと999ロゴ役モノで、どちらも可動する仕組みとなっている。メーテル役モノはメーテル関係の演出が発生する度に動いて期待感を煽り、999ロゴ役モノが可動するアクションはいずれも信頼度が高い。色の変化なども信頼度に影響するが、「動けばチャンス！」と覚えておけばOKだ。
原作シーンたっぷりのプレミアムも見逃せない！
　スペックはミドルスペック『〜Ｍ』のみの登場で、大当り確率は308.5分の１、確変突入率は61％で潜伏確変なども存在する。特徴はステージ上に配置されたチャッカーで、ここからの入賞は小当り割合が高くなりステージチェンジが起こりやすい。割合的には断然に潜伏確変などの少ないヘソ＆電チュー入賞の方が多くなるだけに、ステージ上のチャッカーへの入賞率でゲーム進行が大きく変わりそうだ。

　小当りや潜伏確変などで移行するモードとして用意されてるのが、「惑星モード」と「時間城モード」。惑星モードは10回転限定のミッションが発生し、辿り着いた惑星により期待度も変化する。確変の可能性が最も高くなる時間城モードでは特殊な演出に変化し、機械伯爵を倒せば大当りとなる。

　数多くの名台詞を収めた「名セリフプレミアムリーチ」はまさに超激アツ。９種類のプレミアムパターンがあり、「劇場版 銀河鉄道999」、「劇場版 さよなら銀河鉄道999」の中で出てきた名セリフが登場する。出現パターンはランダムで、中々出現しないレアなセリフもあるようだ。
「名セリフプレミアムリーチ」は発生するとボタンプッシュでリーチを選べるシステム。リーチを選ぶ時間はそれほど長くないので、早めにボールを回してどれにするか選ぼう。
(C)松本零士・東映アニメーション