サンセイR&D ＣＲＡ月下の棋士ＱＷＲ
分析情報
ゲ
｜
ム
性
紹
介
本格将棋マシンは２タイプのST仕様で登場！
主人公・氷室の対局相手に段位昇段システムが関与！
　将棋をモチーフにした機種は数多く登場しているが、この『CR月下の棋士〜連閃連勝編〜』は、週刊ビッグコミックスピリッツで人気を博した能條純一氏の漫画「月下の棋士」とのタイアップだけに原作の世界観が楽しめる。そんな演出の中で注目したいのが「段位昇段システム」だ。

　本機では左右絵柄が停止後、画面中央に「対局」の文字が出現し、絵柄に描かれたキャラクター同士の対局が始まる「対局予告」「対局リーチ」が非常に重要なのだが、ストーリー序盤は一部絵柄にキャラクターが描かれておらず、その分だけ一連のアクションが発生しにくい。対して、打ち込みを重ねて氷室が昇段すれば、絵柄に新たな対戦者が出現。一連のアクションが発生しやすくなるだけでなく、段位の低いキャラとの対局に勝ちやすくなる。

　また、この段位は対局予告でのポイントでもあり、左右に停止したキャラがまだ対局できないキャラであった場合は擬似連となる可能性が高まる。対局予告は擬似連予告だが、本機には保留先読み機能による連続予告も搭載。多彩な演出で将棋を知らない人も楽しませてくれそうだ。
段位が上がるときのポイントになるのが新聞予告。新聞に描かれた棋士が参戦して対戦可能となり、段位昇段となる。
ST仕様で出玉のない大当りは非搭載！
月下モード中は「と金フラッシュ」で大当りを完全告知。月下モード終了後は、『〜FF』は92回転、『〜QWR』は20回転の時短に突入する。
　リリースされたのはST仕様の２タイプで、大当り後は100％確変の「月下モード」に突入するようになっている。このモード中は「と金フラッシュ」で大当りが完全告知されるのもポイントだ。

　ミドルST型大量獲得タイプの『〜FF』は大当り確率が285.6分の１、STは８回転でST中の確率が28.56分の１、大当り出玉が約2240個と多めになっている。出玉のない大当りは搭載されておらず、現行機種の中でも珍しいスペックといえるだろう。

　甘デジSTタイプの『〜QWR』は大当り確率が99.9分の１、STは10回転でST中の確率が9.99分の１。大当り出玉は約430個（６Ｒ）or約1080個（15Ｒ）で、この振り分けは95：5となっている。いわゆるSTタイプの甘デジとしてはスタンダードな仕様で、突確や潜伏確変は搭載されていないため、初心者でもわかりやすくプレイできるはずだ。
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(C)能條純一／小学館