高砂 鬼浜爆走紅蓮隊 爆音烈士編
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アビリット『鬼浜爆走紅蓮隊 爆音烈士編』プレス発表会
5号機時代もブッこんでくんで夜露死苦!
 2008年10月28日、アビリット株式会社は東京都・台東区のラ・ベルオーラムにて、パチスロ最新機種『鬼浜爆走紅蓮隊 爆音烈士編』のプレス発表会を開催した。前作『鬼浜爆走愚連隊』の登場から3年、同社が満を持して送り出す「鬼浜」シリーズ第2弾がいよいよ登場するとあって、予てより注目を集めていた本機。その注目度の高さを証明するかのように、発表会当日の会場には多くのプレス陣が押し寄せた。
二層構造ディスプレイが生み出す新しい映像体験!
 定番会場となったラ・ベルオーラムにて開催された今回のプレス発表会。開演すると、まずは新機種のプロモーション映像が上映され、実機のお披露目へと続いた。次いでアビリット株式会社代表取締役社長・濱野雅弘氏が登壇し、「今回の新機種は新筐体第1弾として自信を持って発表できるエース機。ファンから見た『遊技する動機付け』を徹底的に意識して開発した」と自信を表明。同社開発生産本部本部長・浦田英生氏による新機種の概要説明を経て、来賓として出席した三洋電機システムソリューションズ株式会社アミューズメント事業部取締役事業部長・藤田勉氏が挨拶を行なった。同社は新筐体に採用されているマルチレイヤーディスプレイ(液晶+透過液晶の二層構造モニター)の開発に参加しており、同氏は「新技術を『鬼浜〜』という名機に採用していただいたことを光栄に思う」とコメント。最後にフォトセッションが行なわれ、試打タイム突入となった。
絶好の発表会日和となった上野村。会場にはコーポレートコスチュームに身を包んだコンパニオンさんの他、特攻服姿の「鬼浜レディース」も。
左から、アビリット株式会社代表取締役社長・濱野雅弘氏、同社開発生産本部本部長・浦田英生氏、三洋電機システムソリューションズ株式会社アミューズメント事業部取締役事業部長・藤田勉氏。
最後は登壇者+「鬼浜レディース」のフォトセッションが行なわれ、発表会は幕を閉じた。試打によって明らかとなったゲーム性については次段よりお伝えしていこう。
カッ飛びRUSHとボーナスのループが最速の出玉増加スピードを生む!
 では早速、試打にて判明した新機種の特性についての解説に移ろう。まずボーナスについてだが、本機のボーナスは純増約230枚のBIG、同36枚のボーナスゲーム(以下BG)、最大純増枚数174枚の男気ミッション(以下OM)で構成されている。この中で特殊なのがOMで、最大で29ゲーム継続するのだが、シングルボーナス(以下SIN)成立でボーナスが終了してしまうため、平均純増枚数は約50枚となっていることに注意しよう。なお、いずれのボーナスも特定条件を満たすことでボーナス後にART「カッ飛びRUSH(以下KR)」へ突入。その条件は、BIGならボーナス中の赤7揃い(約90分の1)、BGならボーナス中の対決に勝利、OMならミッションのクリアorボーナスの完走となっている。

 続いて本機の出玉の核となるKRについて解説していこう。KRは全ての小役がナビされるゲーム数管理式のARTで、ナビに従いパンクを回避しつつ小役を獲得することにより、1ゲームあたり約2.0枚(ボーナス含む)の増加が見込める。パンク役は2択SINとなっており、成立時は液晶上に警官が出現。吹き出しorリール左のランプと同色のボーナス絵柄を左リールに狙いパンクを回避しよう。一方、液晶上に絵柄によるナビが発生したら3択9枚役成立の合図。こちらはナビ通りの絵柄を右リールに狙い、小役を獲得すればOKだ。なお、規定ゲーム数消化後はSIN成立時に白吹き出しが出現し、勘で回避できればKR継続、SIN入賞で通常状態へ転落となる。

 最後にKRの上乗せについて触れておこう。通常時同様、KR中にボーナスが成立した場合もKR突入抽選を行ない、当選すればゲーム数が上乗せされるのだが、ここで注目したいのがKR中のOM入賞で突入する「ブッちぎりっ!ターボ!」だ。この間は毎ゲームKRの上乗せ抽選を行なっており、見事OMを完走できれば最大で約350ゲームもの上乗せが期待できる。前述の通り、OMはSINの成立で終了してしまうので、ここでのヒキが出玉に大きく関わってくることは間違いないだろう。なお、ゲーム数管理式であるKRの特性上、ボーナスによるARTのパンクは発生しない。既存のART機にありがちだった、ボーナスが成立してがっかりするような状況は本機ではまず無いと言える。
三洋電機が開発したマルチレイヤーディスプレイを搭載し、どの角度から見ても奥行きがある立体的な映像を楽しむことができる。新キャラや新演出も追加されているので、演出面にも注目だ。
BIG、BG、OMの3種類のボーナスが存在するが、本機のメインとなるのが1ゲームあたり約2.0枚の増加を見込めるART「KR」。なお、KR中にOMに入賞すると毎ゲーム数上乗せ抽選が行なわれる「ブッちぎりっ!ターボ!」に突入となる。
KR中は液晶とランプでナビが発生。右リールにナビされた絵柄を狙えば9枚役を獲得できる。その際にリュウジのカットインが発生すればKRの上乗せが確定となる。白バイの登場は、ART終了となるSIN成立の合図。ふき出しの色が赤か黒ならナビされた色のボーナス絵柄を狙えばパンクを回避できるが、白ナビの場合は勘勝負となってしまう。
ボーナス成立時に「男気ルーレット」が発生したらリプレイの連続成立を願おう。リプレイが続けば続くほどKR突入期待度がアップするぞ。メーターがMAXまでいけばKR確定!?
BIG中の演出は「最後の死闘」「チャンス告知」「完全告知」の3種類から選択することが可能。「最後の死闘」は初代『鬼浜』のBIGを再現した演出で、28ゲームから「仁義なき争い」に発展する。敗北しても復活パターンがあるので最後まで諦めるな!
「チャンス告知」を選択した場合は画面に雷光が走ればチャンス到来。赤7を狙って揃えばKR確定となる。「完全告知」の場合はその名の通り、予告音と共に鬼神が現れれば、その時点でKR確定だ。
BG中は鬼浜爆走紅蓮隊VS暗黒一家のバトルが発生し、勝利すればKR確定となる。前回から引き継いだ「喧嘩対決」「単車対決」の他、新たにSDキャラによる「ムカデ競争」と「綱引き対決」が加わった。なお、喧嘩対決や単車対決はライバルによるタイマン対決になれば信頼度が大幅にアップし、必殺技を繰り出せば勝利確定となる。
OM中は表示されるミッションをクリアすれば見事KR突入確定。ミッションの種類にも秘密があり、「破壊せよ!!」なら…!?
KR 中にOMが入賞すると「ブッちぎりっ!ターボ!」に突入。継続すればするほどKRの継続ゲーム数が上乗せされていく。9枚役獲得時に表示される札に注目だ。
前作で好評だったコミカルな演出群も数多く踏襲されている。詳しくは12月15日の全国一斉導入を待たれよ!

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