Sammy パチスロ交響詩篇エウレカセブン
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Sammy『パチスロ交響詩篇エウレカセブン』試打レポート
テレビシリーズと劇場版を繋ぐ描き下ろし映像を搭載!
 2009年8月20日、サミー株式会社は東京・江東区のディファ有明にて、最新機種『パチスロ交響詩篇エウレカセブン』の展示発表会を開催した。8月5日に同会場にてプレス発表会が催され概要が公開されたものの、演出等の詳細が明かされずにいた本機。今回は遂にその全貌が明らかになるとあって、会場には多くの業界関係者が訪れていた。では早速、試打によって明らかとなった新機種の魅力に迫っていこう。
あの「32ゲームの期待感」が5号機の世に蘇る!
 既にお伝えした通り、本機は「第3のボーナス」と呼ばれるART「コーラリアンモード」が出玉の鍵を握るART機。もちろん通常のボーナスも用意されており、赤7BIGは約303枚、白7BIGは約204枚、REGは約30〜50枚のコインを獲得することができる。気になるARTの仕様は押し順ナビタイプで、1ゲームあたりの純増は約1.5枚。1セットは最低でも50ゲーム継続し、潜伏を繰り返しながら連チャンする仕組みだ。

 ARTへの突入契機は非常に多彩で、BIG中は同色の7絵柄が揃えば消化後の即発動が確定。REG中は小役の押し順を当てれば当てるほどART期待度が上がる仕組みとなっている。そして、注目すべきは通常時のART抽選。こちらは名機『北斗の拳』シリーズのゲームシステムを踏襲しており、レア小役(チェリー・スイカ・チャンス目)成立時にART突入抽選が行なわれる仕組みだ。チェリーとスイカには強弱の概念があり、中段チェリーや強スイカ(横並び)が出現すればハイチャンスとなるぞ。ただし、通常時のART当選時は『北斗の拳』同様に最大32ゲームの潜伏を経て発動するため、ヤメ時には注意が必要。レア小役出現時は32ゲームを回してから席を立つようにしたい。

 演出面に目を移すと、搭載メモリをフルに使った超美麗映像で原作の興奮を再現している点が魅力。セリフはオリジナルキャストによって完全新収録されており、原作ファンも納得の仕上がりとなっている。また、本機は新機能「エピソードBB」を搭載。こちらはレバーON時に発生する予告から連続演出、ボーナス告知、ボーナス消化中に至るまでが1つのストーリーで繋がっているというもので、従来のパチスロ機ではあり得なかった物語性の濃い展開を味わうことが可能だ。更に、総獲得枚数が1246枚以上の状態でBIGを引くとプレミアムエピソードが展開。こちらはテレビシリーズのエピローグと劇場版のプロローグを繋ぐ描き下ろし映像となっており、ファンならば必見と言えそうだ。
通常時は小役ナビなどの演出はもちろん、キャラクターが交わす会話にも注目したい。赤字での会話や「アツい」などの単語が登場すればボーナス当選やART潜伏の可能性大?
「ニルヴァーシュモード」は内部高確の期待が持てるモード。また、ARTの潜伏時にも移行しやすくなっているぞ。
ミッション系演出は「フットサル」「ペイント」「レスキュー」「迎撃」の全4種類。いずれの演出も成功すればボーナスorARTだ。
バトル連続演出は「VS the END」と「VS スピアヘッド」の2パターン。最大で4ゲーム継続し、味方が先制攻撃に成功すればチャンス!
予告からボーナス中までが1つのストーリーとして収録されている「エピソードBB」は本機の見所の1つ。原作のストーリーを再現した演出に加え、ボーナス終了後のARTが確定するというのも見逃せない点だ。
ボーナスは赤7BIG(純増約303枚)、白7BIG(同約204枚)、REG(同約30〜50枚)の3種類が存在。
BIG中にレントンの「決める!」という声が聞こえたらチャンス到来。同色7絵柄が揃えば消化後のART発動が確定する。REGは押し順を当てた回数によってART期待度が変化し、5回連続で正解すればART発動確定となるぞ。
BIG中の液晶画面ではテレビアニメ版全50話のストーリー紹介が流れる。BIGを重ねれば重ねるほど、新たな物語を紐解くことができるぞ。
「コーラリアンモード」はまずAT状態からスタート。白ナビに従ってパンク役を回避することでARTに昇格する仕組みだ。
ART中はナビに従ってボタンを押すだけでベルの完全奪取が可能となっている。ただし、緑ナビ・赤ナビ出現時は目押しを行なって対応役を獲得しよう。
ART中の液晶画面では専用演出が展開。通常時と同じく、敵が出現してバトルへと発展すればボーナスチャンスだ。

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