山佐 タイムレスキューS
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山佐『タイムレスキュー』試打レポート
4号機時代を沸かせた、あのおてんば娘・ウィンちゃんが帰ってきた!!
 2009年10月、山佐株式会社はパチスロ最新機種『タイムレスキュー』を正式リリースした。本機はその名から察しが付くように、同社初の液晶搭載機として2000年7月に登場した『タイムクロスA』、その正統後継機として2002年4月に登場し人気を集めた『タイムパーク』に続く「タイムシリーズ」第3弾となっている。早速、試打で判明したゲーム性および演出について解説していこう。
今度の主役はウィンちゃん! タイム博士を救出すればボーナス確定!
『タイムレスキュー777』
 「タイムシリーズ」初の5号機となる本機『タイムレスキュー』。スペックはこれまでのシリーズ同様、BIGとREGを搭載したAタイプとなっており、RTやATといった付加機能は存在しない。BIGは2種類3フラグで、レスキュー絵柄揃いor全てタイム博士が描かれた赤7揃いとなるBB400なら最大402枚、中リールがドクターA7絵柄での赤7揃いとなるBB300なら最大307枚の獲得が可能だ。なお、REGは1フラグのみで、最大純増103枚となっている。

 演出面で注目したいのは、やはり同シリーズ伝統の液晶ステージだろう。今作は小役ナビ&連続演出がメインとなる「ミクロステージ」、チャンス予告&解析ナビが展開される「スクラップステージ」、『タイムクロスA』でお馴染みの「原始ステージ」、『タイムパーク』から継承されたチャンスゾーン「エアプレーンステージ」という4種類のステージを採用。ステージが変わると共にゲーム性も変化するというお馴染みのシステムはもちろん健在で、7歳に成長したウィンちゃん&アボットがこれら4ステージを駆け巡り、ハラハラドキドキの多彩なアクションを繰り広げる。いずれのステージも最終的にウィンちゃんがタイム博士を救い出せばボーナス確定となるぞ。

 ちなみに、本機はボーナス後777ゲーム消化すると天井RTが発動する『〜777』と、天井RTは無いがボーナス合成確率を極限まで高めた『〜S』の2タイプが同時登場となる。液晶演出に関しては全く同じなので、好みのスペックをチョイスして勝負に臨もう!
『タイムレスキューS』

 ボーナスは単独当選がメインとなっているが、小役との同時当選も存在。その期待度はリプレイ→ベル→チェリー→スイカの順に高く、スイカ成立後はチャンスとなる。また、本機には小役を取りこぼしたりハズレばかりで小役が引けなかったりした際、救済措置として「レスキュー機能」が発動。リール左のランプでチェリーナビが発生し、それに従って消化すればコイン持ちがアップするぞ。
▲チェリーナビが発生したら、その色のチェリーを左リールに狙おう。紫チェリーランプ点灯ならBARを、ピンクチェリーランプ点灯なら白7をそれぞれ目安に狙えばOKだ。
▲本機のボーナスは3種類4フラグ存在し、BIGは揃った絵柄によって獲得枚数が異なるので注意。全てタイム博士が描かれた赤7揃いorレスキュー絵柄揃いなら最大純増402枚、中リールがドクターA7絵柄での赤7揃いなら最大純増307枚となる。なお、ボーナス確定時は液晶にて成立フラグを表示してくれるぞ。
手順1 スイカを一度だけ揃える
手順2 それ以降はチェリーを狙う
▲簡単な目押しを実践すれば、全てのボーナスで獲得枚数のアップが見込める。液晶上にスイカ&チェリーのナビ発生時が手順実行の合図。まずは左・中リールに赤7を狙ってスイカを揃え(右リールは適当打ちでOK)、14枚を獲得しよう。それ以降のナビ発生時に全てチェリーを狙って獲得すれば、最大純増を得ることが可能だ。
▲『〜777』は、ボーナス後777ゲーム消化するとRT「レスキュータイム」が発動する。ハマリ台をハイエナする戦術も有効となりそうだ。
ミクロステージの演出
▲「ミクロステージ」の演出は小役ナビがメインとなっている。これらの演出を経由してドクターA7が出現すれば連続演出に発展、タイム博士が登場すればボーナス確定だ。
▲通常時はウィンちゃんの衣装にも注目。学生服や探検家の服装に変化すればボーナス確定?
▲レバーON時に「レスキュー予告」が発生すれば大チャンス。その後表示される文字で発展先や期待度を告知するぞ。
▲キャラクターの「カットイン」が発生すればチャンスアップとなる。カットインするキャラによって期待度が変化し、ウィンちゃんやタイム博士ならアツい。この演出は「ミクロステージ」&「スクラップステージ」限定のアクションだ。
▲こちらは連続演出の1つ「居眠りDr.A7」。ウィンちゃんがハンマーを使って砂漠で眠っているドクターA7を倒せばボーナス確定となる。ウィンちゃんが使用するハンマーの種類によって期待度が変化するぞ。ケロットハンマーならその時点でボーナス確定?
▲もう1つの連続演出「対決Dr.A7」は、ウィンちゃん&アボットがドクターA7と戦うアクションが展開。ウィンちゃんやアボットが使用する武器や、攻撃を受けた後のドクターA7の状態によって期待度が変化するぞ。武器がパチンコではなくバズーカなら大チャンスだ。
▲連続演出で失敗しても諦めるのは早計。ウィンちゃんがアボットに跨り、再度ドクターA7に挑めばボーナス確定の逆転演出となる。最後の最後までチャンスは残されているぞ。
スクラップステージの演出
▲「スクラップステージ」はチャンス予告&解析ナビが充実。電光掲示板の表示や扉の色、ザコロボの色&数などで小役やチャンスを告知する。ママボットが登場すれば連続演出に発展するぞ。
▲突如シャッターが閉まった場合は、その色と開いた先にあるものに注目。Aと描かれた青いシャッターよりもWと描かれた赤いシャッターの方が期待度が高い。ちなみにこの演出は、「ミクロステージ」でも発生する。
▲「スクラップステージ」の連続演出は、「ママボット追跡」と「巨大ロボ対決」の2種類。この「ママボット追跡」は、ママボットに連れ去られたタイム博士を救出できればボーナス確定となる。追跡時に表示されるテロップの内容やアボットの噴射量によって期待度が変化するぞ。
▲「巨大ロボ対決」は、ママボットの操る巨大ロボとウィンちゃんの操るアボットロボとの一騎打ち。最終的に巨大ロボを負かすことができればボーナス確定となる。ロボ同士が腕・肩・頭のどこで押し合うかによって期待度が変化するようだ。
▲連続演出には全てに逆転パターンが用意されている。失敗後は復活を祈って次ゲームのBETボタンを叩こう!
原始ステージの演出
▲初代『タイムクロスA』でお馴染みの「原始ステージ」は、火山が噴火すればボーナス確定。徐々に火山が活発化していく「ステップアップ予告」の他、原始人群やブラキオサウルスが出現したり、「ボーナス確定」の石文字が落下したりするパターンもあるぞ。
エアプレーンステージの演出
▲ステージ移行の順番は基本的に「ミクロ」→「スクラップ」→「原始」→「ミクロ」…となるが、途中で「エアプレーンステージ」に移行すればチャンス。このステージに11ゲーム以上滞在すればボーナス確定だ。
▲「エアプレーンステージ」では小役ナビが発生したり、ロボジェントルマンが出現してチャンスを示唆。デカナビが出現すると期待度がアップし、液晶画面にモザイクがかかると…!?
▲「エアプレーンステージ」移行時の背景は通常昼だが、夜なら激アツ。ボーナスはもう目の前だ!
全ステージ共通の演出
▲全ステージ共通の演出として「フリーズ演出」が用意されている。発生時はBIG確定のみならず、最大純増402枚のBB400確定という嬉しい特典もあるぞ。ウィンちゃんの成長の記録を堪能しながらリールが回転するのを待とう。