ヤーマ まことちゃん
|
ヤーマ『まことちゃん』試打レポート
まことちゃんのパチスロが登場なのら
 2010年1月14日、株式会社ヤーマは東京・東上野にあるラ・ベルオーラムにて、パチスロ最新機種『まことちゃん』の発表展示会を開催した。本機は楳図かずお氏の代表作の1つである同名ギャグ漫画とのタイアップ機。パチスロ化にあたり、その独特の作風がどのように活かされているかは誰もが気になるところ。では早速、試打にて判明した新機種の詳細に迫っていこう。
あのお方が登場すればARTはもう目の前?
 本機はまことボーナス(赤7揃い:内部的には特殊リプレイ)から突入するART「よいこコンサート」がメインの出玉機能となる。ART突入の鍵を握っているのが通常時に一定周期(平均約72ゲーム)で発生する連続演出で、成功すれば押し順ナビが発生するATがスタート(連続演出成功からBIGの場合もあり)。ここで赤7揃いが出現することで晴れてARTがスタートする。連続演出の前兆時には液晶が騒がしくなるので、ヤメ時には注意が必要だ。また、通常時は必ず順押しで消化する必要があることも覚えておきたい。

 ARTは差枚数管理方式となっており、100or500枚を獲得するまでが1セット。1セット終了後は最大で7ゲーム継続する「アンコールタイム」へと移行し、67or80or86or90%でループする。ART突入時のスポットライト&台枠ランプの色や、小役ナビ時のスポットライトの色など、継続率を示唆する演出も多数用意されているぞ。そして、ART中にフリーズが発生した場合は超激アツ。BIGorART上乗せ(赤7揃い)が確定となる。

 なお、唯一のボーナス「マッチョメボーナス」はかなりの低確率ではあるものの、成立時の見返りは強烈。ボーナス後のART2セットが確定するため、最低でも約350枚を獲得可能であることに加え、ART500枚や高継続率の期待度が高くなっており、一撃による大量獲得が期待できるぞ。
通常時の舞台となるのが「家ステージ」「公園ステージ」の2ステージ。両ステージ共に固有の連続演出が用意されている。法則崩れが起きれば…?
液晶演出が頻発すれば連続演出の前兆の可能性大。赤&白のボーダーシャツというどこかでみた容貌のKAZZが登場すれば激アツだ。
家ステージ限定で発生するのが「ねいちん虫をやっつけろ」「恐怖!ミカゾンビ」「ミカリンクエスト」「ビチグソ星人の侵略」「まこと病院」の5種類の連続演出。後者ほど成功期待度アップだ。
「おしりDEドーン」「みか姉ちゃんに捕まるな」「ビチグソスタジアム」「ブリットニー襲来」「決戦」は公園ステージ限定で発生する連続演出。こちらも後者ほどアツい。
唯一ステージ共通で発生する「KAZZのグワシ検定」は発生した時点で激アツとなる連続演出。まことちゃんがグワシに成功すればARTor「マッチョメボーナス」確定だ。
連続演出成功orマッチョメボーナス終了後はATがスタート。押し順ナビに従えば赤7揃いが出現し、ART「よいこコンサート」へ突入する。ART突入時のスポットライト&筐体サイドランプの色は継続率を示唆しており、青→黄→緑→赤→虹の順で高継続率期待度がアップ。また、突入後にまことちゃんのカットインが発生すればART500へと昇格するぞ。
ART中は指定されたリールを最初に止め、残りのリールは適当打ちで消化すればOK。ナビ時にまことちゃん登場で継続期待度アップ、虹スポットライトで激アツとなる。
規定枚数獲得後は「アンコールタイム」へと移行。ざわめきが多いほど継続期待度アップとなる。この間もART状態となっているため、出玉を減らさずに連チャンを待つことができるぞ。
衝撃のフリーズ演出が発生すれば超激アツ。ART上乗せ(赤7揃い)orマッチョメボーナス確定となる。どちらの場合でも大爆発は必至だ。

(C)楳図かずお/小学館