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三洋『CRスーパー海物語IN沖縄』『アドリブ王子』新機種発表展示会
冬の寒さを吹き飛ばすアツい2機種が登場!
 2007年1月24日、株式会社三洋物産と株式会社三洋販売は東京・千代田区の東京ドームシティ・プリズムホールにて、パチンコ『CRスーパー海物語IN沖縄』、並びにパチスロ『アドリブ王子』の新機種発表会を開催した。前者は絶大な人気を誇る「海シリーズ」の最新作、後者は三洋の自社製作パチスロ機第1弾ということで業界内外からの注目度も高く、当日会場には多くのプレス関係者や業界関係者が駆けつけた。
最強の2大タイトルが満を持して登場!
 発表会当日、会場となったプリズムホールは発表会開始前から異様な熱気に包まれていた。それもそのはず、何しろ今回発表されるのはパチンコ史上最大にして最強のヒット作「海シリーズ」の最新作。そしてもう1つも、パチスロ漫画としては異例となるシリーズ累計300万部を売り上げた「アドリブ王子」とのタイアップ機。どちらも今年度のパチンコ・パチスロシーンに大きな影響を与えると思われる機種である。

 発表会では、まず始めに主催者挨拶として専務取締役・金沢全求氏が登場。「CRスーパー海物語IN沖縄は、スーパー海物語の良い所を継承しつつ沖縄の南国ムードを取り入れた機種。アドリブ王子は初の自社製作によるパチスロ機。パチスロではまだ1年生だが、かなり良い出来になった」とコメントした。続いて沖縄の民族衣装(裾がやや短め)に身を包んだミスマリンちゃんたちが登場し、機種の見所を沖縄での撮影秘話を交えて解説するという、プレミアムなトークショーが行なわれた。

 さらに前作『スーパー海物語』のCMでもお馴染み・芸能リポーターの東海林のりこさんと梨元勝さんを招いてのトークショーや、アドリブ王子の格好をしたお笑い芸人・はなわさんの新しい御当地ソング「沖縄県」が披露されると、会場内のボルテージは最高潮に。この後も、ミスマリンちゃんたちとダンサーによるショーが行なわれるなど、発表会は最後まで熱気の渦に包まれていた。
会場に入るとSANYOのロゴの入った服を着たコンパニオンさんがお出迎え。受け付けを済ませて中に入っていくと、超巨大なスクリーンが!?
金沢氏の挨拶でスタートし、その後機種VTR→ミスマリンちゃんによるプレゼンテーションに。水着もいいけど琉球衣装のマリンちゃんも溜まらんです。
テレビでお馴染み・東海林さんと、プレイボーイ・サムのツーショットを激写。今後恋愛に発展するかも?
梨元さんの方にはマリンちゃんが。もしかしたら梨元さんは既にマリンちゃんの秘密を握っているのかもしれませんね。
海物語シリーズとアドリブ王子のファンというはなわさんが、新曲「沖縄県」を熱唱。格好はアドリブ王子ですが、よく見ると頭に角が…。はなわさんのスペシャルライブはこのあとも2回行なわれ、アドリブ(?)で「伝説の男〜ビバ・ガッツ〜」などを披露してくれました。
試打会開始後、会場内に音楽が流れ出し、ステージ上に女性ダンサーが。激しいダンスに見とれていると、ミスマリンちゃんたちも登場。いきなり始まったファッションショーに関係者の目は釘付けです!
3人揃ってシーサーのポーズ! そして一旦ステージ裏に入ったかと思いきや、今度は水着で登場し、再びセクシーポーズを披露。
もっともっとミスマリンちゃんを見たい。そんなご要望に応えまして、もう2点ほど掲載しておきましょう。セクシーな琉球衣装をその目に焼き付けて下さい!
ホール関係者用に設けられたイベント会場。サムやマリンちゃんの乗ったラジコンボートを操縦し、レースで1位になった人に豪華商品が当たるという内容。個人的にはコンパニオンのお姉さんが欲しいです。
こちらは『アドリブ王子』の試打コーナーの奥に設けられたイベントコーナー。どのコーナーも全てアドリブ。一体どんなものが出てくるのか…ドキドキです。
『CRスーパー海物語IN沖縄』の試打コーナーも負けてはいません。沖縄料理が楽しめる食事コーナーを併設。サンドウィッチや沖縄ドーナツ(サーターアンダギー)を頂きました。
伝統を踏襲しつつ、さらに遊びやすいゲーム性に進化!
 それではまず『CRスーパー海物語IN沖縄』のゲーム内容をお伝えしよう。海モード、マリンモードは『CRスーパー海物語』とほぼ変わりはない。「ハワイモード」が「沖縄モード」に変わったものと考えて問題ないだろう。沖縄モードでは、マリンちゃんとサムの衣装が琉球衣装だったり、珊瑚の代わりにシーサーが出現したりと、ご当地・沖縄に合わせた演出が展開。

 目新しい機能としては、盤面上部に付けられたハイビスカスが光る「ハイビスカスチャンス」と、シリーズ初となる突然確変が挙げられる。ハイビスカスチャンスは変動開始時やリーチ時、突確突入時や大当たり昇格アクション時に「キュインッ!」という音と共にランプが点灯。いつ光っても激アツなので、プレイヤーは絶えずハイビスカスに注目しながらプレイすることになる。このハイビスカスが絶妙なスパイスとなって、今までにない、緊張感と期待感のあるゲーム性を実現しているのだ。

 一方の突然確変は他の機種同様、大当たりが来るまで電チューサポートが付くため、玉を減らすことなく大当たりを待つことができる。突確がなくてヤキモキしていた海ファンもこれで思う存分楽しめるはずだ。
ノーマルリーチがいつもより長いと思ったらマリンちゃんが登場。「いえ〜い!」の掛け声で絵柄が高速で動き始め「3・4・1」が停止すると確変に突入。
新機能を楽しみたい人はステージ選択で沖縄モードをチョイスすべし。
いつ光るか分からない「ハイビスカスチャンス」。いい色してますね。
ステップアップ予告でサム出現。こいつが出たら大当たりはもう目前!
新しく加わったエイサーリーチ。大当たり確定のプレミアム演出だ!
珊瑚→フルーツときて、今回はなんと…シーサーになりました。
お馴染みのマリンちゃんリーチ。着ている服はもちろん琉球衣装。
マリンモードに新しく加わった大泡予告。たしかに泡がデカイ!? 
大当たり中は2代目ミスマリンちゃんのお宝ショットが満載。連チャンすればプレミアムショットも!?
大当たりの最終ラウンドでプレミアムショットが出現すれば確変に昇格だ!
ボーナス中のアドリブが明暗を分ける!?
 続いて『アドリブ王子』について説明しよう。この機種にはREGがなく、全てのボーナスは赤7揃いからスタートする。赤7が揃うと3種類(赤・青・スーパー)あるアドリブボーナスのいずれかが振り分けられボーナスゲームに突入するのだが、それぞれのボーナスは内容が異なっている(赤=3分の1で小役ナビ発生、青=小役ナビなし、スーパー=小役完全ナビ)ので注意が必要だ。

 スーパーアドリブボーナス終了後は必ず100ゲームの「昇格チャンス」に突入する。昇格チャンス中に引いたボーナスは必ずスーパーアドリブボーナスとなるので、獲得枚数を一気に増やすことができるだろう。

 しかしアドリブボーナス赤・青の場合はそうはいかない。小役ナビ非発生時にプレイヤー自身が小役を選ばなければならないのだ。選ぶ絵柄は2つで、そのどちらかをアドリブを効かせて狙い、正解すれば小役ゲット、ハズれたら0枚という仕組み。そしてこの2択を正解すればするほど、ボーナス終了後に突入する昇格チャンスのゲーム数が長くなるのだ。戦況を良くするのも悪くするのも全てプレイヤーのアドリブにかかっているぞ。
通常時は原作同様、ホールを舞台にした様々な演出が発生。ホクロ、オカシ、ユリエ、小早川店長といったキャラクターが、小役やチャンスをナビしてくれる。
アドリブボーナス・赤の場合、メイン小役(15枚役)成立時のナビ発生率は約3分の1。液晶上の右リールに「?」が表示された時は、アドリブを効かせて右リールにオカシ絵柄かユリエ絵柄を狙おう。
ボーナス終了後は「昇格チャンス」に突入するのだが、その継続ゲーム数はアドリブ度(ボーナス中の15枚役獲得率)によって変化する。昇格チャンス中にボーナスが成立した場合は必ずスーパーアドリブボーナスとなり、全ての小役がナビされるようになるぞ。
注目展示会コンパニオン No.31
アドリブを効かせて激写してみました!
後記
 三洋としては久しぶりの大型イベントとなった今回の発表会。予想通り来場者は非常に多く、海シリーズの偉大さを改めて思い知らされました。
 
 さて、東海林さんや梨元さんのトーク、はなわさんのライブ、ミスマリンちゃんたちのファッションショーにダンスショー、ラジコンボートレースにアドリブイベントコーナー、そして実機の試打コーナー…と、今回のイベントには数多くの見所があった訳ですが、個人的に印象深かったのは…試打コーナーに併設された食事コーナーでした。
 
 ていうか、アボカドサンドウィッチの美味い事って言ったらもう…。これまで多くの展示会に行き、多くの食事を頂いてきた記者ですが、ここまで美味しいものは初めてだったかもしれません。取材の合間にちょこちょこと食事コーナーに行き、ホール関係者のような顔をして3皿も食べちゃいましたからね。そんな訳で三洋さん、本当にごめんなさい。次回はもう少し遠慮しますんで。
(C)K.A/白夜/ADK 2005
◇ 関連機種情報 ◇
     CRスーパー海物語IN沖縄    アドリブ王子   
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