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豊丸産業『CR華舞鬼ノ國』先行プレス発表
パチンコと純邦楽の大胆コラボを実現!
 2007年3月25日、豊丸産業株式会社は東京・渋谷にあるセルリアンタワーにて、最新機種『CR華舞鬼ノ國』の先行プレス発表会を開催した。強烈な連チャン性をウリにした一般電役『CR奇跡の電役キャプテンロバート』が好評の同社だが、今作は比較的オーソドックスなスペックのデジパチタイプ。ただし、作中ではパチンコと純邦楽という前代未聞のコラボレーションを実現しているという。果たしてその全容とは…!?
古来の伝統と大衆文化が混ざり合い、濃厚な新機種が誕生!
 今回の発表会場となったのは渋谷セルリアンタワー。パチンコの新機種発表会場としてはあまり馴染みがない場所だが、選ばれたのには理由があった。同会場に隣接する渋谷セルリアンタワー・能楽堂では、同日夕方から「豊丸産業presents Rin’LIVE 2007 さくら」と題されたライブが行なわれるのだ。
  
 Rin’は3人の女性和楽器演奏家からなるユニット。2004年にエイベックスからデビューし、これまでに5枚のアルバムを発表している他、アメリカ、中国、メキシコなどでもライブを行ない、高い評価を得ているアーティストである。そんな彼女たちのライブに豊丸産業が協賛するというのだから、ただ事ではない。

 プレス発表は同社販売促進グループ・山田麻友美氏によるライブ協賛の説明でスタート。続いて、営業本部副本部長・大瀬久氏が開会の挨拶を行ない、Rin’の楽曲を新機種の大当たり中に採用したことが明かされた。なお、使用されているのは「さくら さくら」に書き下ろしの「虹結び」「暁の契」を加えた計3曲とのことである。

 大瀬氏の挨拶後、映像を使用した機種説明を挟んで、同機の開発を担当した第一開発グループ・澤田泰典氏が登壇。「日本古来から伝わる歌舞伎、日本伝統の和楽器が織りなす楽曲、日本の大衆娯楽であるパチンコ。この3つが1つにミックスされ、豊丸特製・果汁120%の濃厚なミックスジュースが完成した」と新機種に対する自信を表明した。

 そして、機種説明を終えると、スペシャルゲストとしてRin’の3人が登場。『CR華舞鬼ノ國』を実際に見ての感想を求められたメンバーのTomocaさんは「音楽だけでなく、歌詞も同時に楽しめるのが嬉しかった。自分たちの世界観に合っていると思う」、Manaさんは「日本の伝統を意識した世界の中に自分たちの楽曲を取り入れて貰い、感動した。今度は3人で打ちに行ってみたい」、Chieさんは「音質が良いなというのが第一印象。ひとつひとつの楽器の音がしっかり聞こえて感激した」とそれぞれ語った。そして、最後は3人の今後の活動に関する説明があり、Manaさんが「去年はアメリカでデビューさせて貰ったが、これからも活動の幅を広げて、世界中の人に和楽器の音色を聞いて貰えるよう頑張っていきたい」と語って発表会は幕を閉じた。
今回の発表会場は渋谷セルリアンタワー。ライブ会場の「能楽堂」へと続く通路は和モダン風のつくりになっており、独特の雰囲気で満ちています。
発表会場に入ると2台の実機がお出迎え。開会後はまず営業本部副本部長・大瀬久氏と、第一開発グループ・澤田泰典氏が登壇し、新機種の魅力をアピールしました。
そして、いよいよRin’が登場。ライブ前だというのに、3人とも非常にリラックスした様子で、和やかなムードのまま質疑応答が行なわれました。
写真は左から、ボーカル・箏・三絃・十七絃担当のChieさん、ボーカル・箏・三絃・十七絃担当のManaさん、ボーカル・琵琶・尺八担当のTomocaさん。
残念ながら試打はできなかったものの、新機種のデモ画面を激写! 背景の夜桜と歌舞伎をモチーフにしたキャラクターが良い味を出していますね。
最後に、同日行なわれたライブ「豊丸産業presents Rin’LIVE 2007 さくら」の模様をお伝えしましょう。今回のライブは普段「能」を上演している能楽堂で行なわれ、メンバーはレパートリー17曲に『CR華舞鬼ノ國』で使われている3曲を加えた全20曲を披露。アンコール時のMCでは観客に今回のタイアップを報告する一幕がありました。また、メンバーのソロコーナーでは普段使わない胡弓を演奏するシーンもあり、演奏能力の高さを見せつけていました。
和楽器ユニット「Rin’」とは?
東京芸術大学を卒業した同期の女性和楽器演奏家、Mana(吉永真奈)・Tomoca(長須与佳)・Chie(新井智恵)の3名からなるユニット。

2004年4月、エイベックスよりデビュー。日本のみならず米国・メキシコ・中国などでもライブを重ね、活動の幅を世界に拡げている。
特に北米では、2006年4月、アルバム「Inland Sea」(ゲストボーカルとしてリサ・ローブ/リー・ナッシュが参加)でCDデビューも果たす。
今後も作品リリースおよびライブで世界をまたいだ活動が期待される。

■Website→http://www.avexnet.or.jp/rin/
本日の1枚
例の犬も都知事選に立候補したようです。
後記
 今回のプレス発表はライブの数時間前に行なわれた訳ですが、3人とも本番前とは思えないほど落ち着いた様子で、まさに「凛」とした印象を受けました。余裕があるというか、一本芯が通っているというか。さすがワールドフェイマスだなぁと思いましたね、ほんと。日本女性万歳。黒髪万歳。

 さて、最後にゲーム性に関する興味深い情報を1つ。今回の『CR華舞鬼ノ國』は確変非報知タイプのデジパチで、「常の刻」「兆の刻」「鬼の刻」と呼ばれる3種類のモードを採用しているそうです。「常の刻」は通常時、「兆の刻」は通常時or確変時、「鬼の刻」は確変時に滞在するモードとなっているみたいなので、覚えておきましょう。

 しかも、本機には確変のバリエーションが複数種あるとか。電サポありの確変と、電サポなしの確変と…他にも!? 詳しくは続報が入り次第、お伝えします!
◇ 関連機種情報 ◇
     CR華舞鬼ノ國       
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