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遊人『皇帝−30』『モンスターセブン』試打レポート+メーカーインタビュー
『学習パチスロ』シリーズは遊人伝説の序章でしかなかった!
 2007年、『グレートエンペラー』で新規参入を果たし、続く『学習パチスロ』シリーズで業界を震撼させたパチスロメーカー・遊人。その異常なまでの独創性はディープなパチスロファンを瞬く間に虜にし、デビューから1年を待たずしてワン・アンド・オンリーとでも呼ぶべき地位を獲得したと言える。そんな遊人から、新たに2機種が発表された。1つはデビュー作『グレートエンペラー』の改良バージョン『皇帝-30』、そしてもう1つは初のRT機『モンスターセブン』である。今回、パチンコビスタはこの両機種を試打。さらには株式会社遊人ユニ代表取締役・N氏へのインタビューを敢行した。業界の異端児・遊人が見つめるパチスロシーンの未来とは…!?
完全告知のエンペラーが帰ってきたZO
 ではまず、『皇帝-30』から見ていこう。本機は沖スロらしくRT非搭載の完全告知機となっており、リール左の龍をかたどったランプと右の「BB」or「CB」ランプが点灯すればボーナス確定となる。告知タイミングはレバーON時、第1〜3ボタン停止時、そして次ゲームBET時の5種類。肝心のボーナスはBIGとCBの2種類のみで、BIGの純増枚数は約312枚、CBは約117枚となっている。

 演出面に目を移すと、遊人の代名詞であるダブルアクションドライブ(DAD)はもちろん搭載されており、通常時は7セグ側が前を向いている。DADが回転して液晶内でハイビスカスが咲けばボーナス確定で、花の色が赤ならBIG確定、白の場合はBIGorCB、青はCB確定となる。また、7セグが前を向いている時に龍のランプが点滅を始めればチャンスゾーンに移行した合図。同じ数字が3つ並べばもちろんボーナス確定で「315(サイコー)」「351(サーコイ)」といった語呂合わせパターンも健在となっている。このチャンスゾーンは通常時に突入した場合3〜8ゲーム、ボーナス後の場合は30ゲーム継続し、プレイヤーの期待感を盛り上げてくれるのだ。

 ちなみに、本機は小役とボーナスの同時抽選を採用しており、リプレイを除く全小役にボーナス同時成立の可能性がある。特に15枚役は8割でボーナスという激アツ小役になっているので、出現時は祈りを込めて次ゲームのBETボタンを押そう。
皇帝の2文字がまぶしいパネルデザイン。「皇帝かぁ、皇帝じゃ仕方ないな」と人を納得させる力がある。
通常時の演出は7セグによるものが中心。ちなみに上記写真は語呂合わせ扱いにはならない模様。
チャンスゾーンに移行するとリール左の龍ランプが点滅を始め、DADが回転しやすくなる。
15枚役成立時は大チャンス! 約8割がボーナスに繋がるので、気合いを入れてBETボタンを押そう。
お馴染みの語呂合わせ「315(サイコー)」「351(サーコイ)」は今回も健在。出現すればボーナス確定だ。
リール右のランプでも告知が行なわれる。見ての通り、赤ランプはBIG、青ランプはCBに対応している。
液晶上で咲くハイビスカスの色にも注目! 赤ならBIG確定、青ならCB確定、白はBIGorCBだ。
まさにモンスター級のゲーム性
 続いて紹介する『モンスターセブン』は先述の通り遊人初のRT搭載機。ボーナスは赤7揃いのBIG(純増約240枚)、金7CB(純増約12枚)、緑7CB(純増約12枚)、青7CB(純増約120枚)、黒7CB(純増約 48枚)の5フラグで、金7CB後は500ゲーム、緑7CB後は200ゲーム、BIG後は100ゲームのRT「モンスタータイム(MT)」が付く。

 MTは完走型のRTで、1ゲームあたり約0.8枚の増加が見込める。途中でボーナスが成立した場合は「デンジャラスゾーン(DZ)」に移行し、サイドランプと液晶の背景によって成立フラグが示されるので、ボーナスを入賞させないよう気をつけながら消化すれば誰でも簡単にDZを完走させることができる仕様だ。

 通常時の演出は基本的に7セグ側で展開され、3桁の数字が揃えばボーナス確定。DADが回転して液晶側が前を向けばボーナスの大チャンスとなり、液晶上で主人公のホネ(仮称)が敵モンスターに勝利すれば確定となる。
ホネ(仮称)
愛くるしい表情とは裏腹に、ご覧の通り、体は骨。若き野心家とのことだが、どのあたりがそうなのかは不明。
だんぷてぃ
どこかで見たことのあるキャラ。天上界に住む謎の生物で、他のモンスターとは別格らしい。やっぱりタマゴ?
じっぷ&キングじっぷ
モンスター島を支配しているのがじっぷ一族。中でもキングじっぷはその王者で、長きに渡り君臨している実力者。
まるーん
名前の通り、丸いキャラ。分身の術が得意な忍者モンスターとのことだが、見た感じ、そうは見えない。
ぷよん
上・中・下の3体が合体して大きな力を発揮する群体モンスター。1匹では弱いらしい。
ご存知の通り、本機の演出は通常7セグがメイン。レバーONや第3ボタン停止でセグの周りのランプの色が変化する「ランプ告知演出」や、セグにアルファべットで小役が表示される「文字告知演出」などがある。セグに特定絵柄などが停止することでDADが作動。後ろから液晶が現れ、演出を楽しめるという仕組みになっている。
7セグに「※※※」が表示されるとDADが可動し、液晶部分が完全にプレイヤーに表示されればボーナスとなる「PEEP演出」に!? 2ゲームかけて可動するので、ドキドキ感満点。3ゲーム目に第3停止ボタンを押した時が勝負となる。
通常時に「MON」の文字が並ぶとDADが回転、そして対決演出に発展する。まるーんとの対決となるあみだくじゲームでは、ストップボタンを押してくじの場所を選択。BONUSに辿り着けることを祈ろう。
「MON」から発展するもう1つの演出がこちら。だるま落し対決で、ぷよんの体を全てふっとばすことができればボーナス確定だ!
 MTは完走タイプのRTとなっているため、赤7CB後は約320枚、金7CB後は約412枚、緑7CB後は約172枚の出玉が見込める上に、ヒキ次第ではボーナス連チャンも狙える。ボーナス→MT→DZ→ボーナス…といった一連のループが発生すれば、モンスター級の出玉もゲット可能だ!

だんぷてぃ演出

天上界でだんぷてぃが様々なアクションをしながら登場。そして横切る際に転んで「なんじゃこりゃあ」と叫びながら割れると、体の中から小役が飛び出してくるぞ。この小役が成立小役となるのだ。割れ具合がリアルで夢に出てきそう…。
右から全力ダッシュしてきてつまずくだんぷてぃ。頭? 顔のバランスが悪いから転ぶのは当然?
目がグルグル回って足がもつれてその場に倒れこみ、割れるパターンもある。もしかして飲みすぎ?
葉巻をくわえ、やたら凛々しいだんぷてぃだが、そのまま後ろにボテっと倒れ、真っ二つに…。何一ついい所なし!

じっぷちょっとだけよ演出

モンスター島の支配者・じっぷによる小役演出がこちら。じっぷの背中が開き、中からモザイクがかかった何かが登場。そしてモザイクが取れると小役が出現する。前述のだんぷてぃ演出もそうだが、キーワードは「中身」だ。
台の上に寝ころがっているじっぷの背中がパックリ。一体どうやって開いたのかが気になるところ。名前から推測すると、やはり「ジッパー」か!?
この「じっぷちょっとだけよ演出」は金7CBおよび緑7CB成立時の約2ゲーム間にも流れるぞ。祝福してくれている、とは言いがたい内容だが…。

モンスターカード演出

「モンスターカード演出」はレバーON時に「?」マークのカードが表示され、その直後に裏返る。そして最初に押された停止ボタンに対応したカードがめくられて、そこに書かれたものが対応役となる。
レバーを叩くと「?」マークの入った3枚のカードが表示される。最初に押した停止ボタンに対応してカードがめくれるので、「ここだ」と思ったボタンを押そう。
前述の通り、DZはMT中にボーナスに当選すると突入する至福の一時。DZ中は液晶画面に登場するホネの色によって小役を告知する。本機のRTは完走型なので、ボーナスを回避し続ければ出玉を伸ばし続けることが可能だ。DZ中に背景が変化したらボーナスを避けるために、しっかりと目押しをして絵柄をハズそう。ちなみに、背景が溶岩なら赤、森林なら緑、海岸なら青、といったように背景に登場する風景の色とボーナスの色が対応している。
停止ボタンに対応したじっぷ一族にホネ(仮称)がかみつくという演出が展開する。いまさならながら、本機の演出の発想力に驚かされる。
メーカーインタビュー
編集部(以下、編)「今日はよろしくお願いします。今回は2機種同時発表ということで…まずは『皇帝-30』についてお伺いしたいんですが、これって型式名は『グレートエンペラー2』ですけど『グレートエンペラー』の後継機と考えちゃっていいんですか?」

遊人ユニ・N氏(以下、遊)「そうですね。ただ、中身は大きく変更を加えています。『グレートエンペラー』の時はBIGとCBの比率が1:2だったんで、どうしても瞬発力に欠けてたんですよ。ダラダラとした展開になることが多かった。そこで、今回は比率を逆にして、2:1としました。瞬間的な差玉は『グレートエンペラー』より出る仕様になっています」

「なるほど」

「あと違う点は小役同時抽選ですね。今回はメイン小役が6枚なんですが、15枚役が成立した場合は約8割がボーナスに繋がる仕様です」

「ボーナス後や通常時に龍のランプが点滅し始めるとチャンスゾーンということですが、これはどういったものなんでしょう?」

「チャンスゾーン中は演出の発生頻度がアップします。他社さんの機械にも似たようなものがありますよね、ボーナス後はしばらくランプが光るみたいな」
「『皇帝-30』の方はかなりシンプルなんですね。もう一方の『モンスターセブン』なんですが…今回は遊人さんとしては初のRT機ですけど、開発コンセプトは…?」

「『ビギナーや年配のお客さんでも安心して楽しめるRT機』ですね。今ってRT機やART機が流行ってる訳ですけど、難しいものが多いじゃないですか。ビギナーや年配のお客さんの行き場が、完全告知機だけになってしまってる。この状況を打破したいと思って作りました」

「なるほど。ウチのサイトでは『モンスターセブン』の情報を掲載後、予想以上の反響がありまして、アクセスランキングTOP5に2週間以上ランクインしています。余所の掲示板などでも話題になっているようですが、いかがですか?」
これが問題のパネルデザイン。素人の仕業じゃねぇな、と感じさせるものがある。
「プレス発表会をした訳でもなく、プレスさんがいらした時に資料をお渡ししてるだけなんですけどね。本当に評価されるのは、実際に市場に出てからでしょう。『結構いいね、これ』ってなると思ってます」

「ネット上では『関西バージョン』のパネルデザインがかなり注目されているようです。このデザインってこれまでのパチスロには…」

「無かったですよね(笑)」

「これはオリジナルキャラクターなんですよね?」

「オリジナルですね。『学習パチスロ』シリーズに関してもそうですけど、似たり寄ったりの機械が溢れている中で、どう差別化を図るかというのは意識しています。今までとは全く違う雰囲気を持った機械をホールに提供できれば、というか。今ってタイアップ全盛ですけど、タイアップって、要は『知っているキャラクター』というか、『一度見たことがあるキャラクター』じゃないですか。そうじゃなくて、『誰も見たことがないキャラ』で勝負がしたいんですよね」

「確かに、遊人さんの機械って他社さんのそれとは明らかに違うオーラを放ってますよね。今あるパチスロのシマに『モンスターセブン』が並んでたらパチスロファンとしては『おっ』ってなりますもん」

「ファンの方は『おっ』と思ってくれるでしょうね。でもホールさんにはなかなか分かって貰えない。『学習パチスロ』シリーズの時も、『ウチには学習しに来るお客さんはいないから』とか言われちゃうんですよ。それを決めるのはホールさんじゃなくてファンの皆さんだと思うんですけどね。ファンの方の声が導入を後押ししてくれるようになれば有り難いです」

「僕はあのパネルデザインとキャラを見て『どんな動きをするのか見てみたい』と強く思いましたけどね。それもあって今日こうやってお伺いした訳ですが」

「でしょう? 僕は最初に開発中だったこの機種を見た時『うわっ』って思ったんですけど、見ているとだんだん愛着がわいてくるんですよね。細かい仕草とかに。多分、一日打ったら『可愛いな』って思えますよ」
この子たちの名付け親になってください
「ちなみにこの『関西バージョン』は名前の通り関西のみの出荷になるんですか?」

「最初はその予定だったんですけど…お客さんの方で選択できるようにしたいなと思ってます。『こっちのデザインは入れられないの?』って声も実際にあるんで。だから関東で『関西バージョン』を打つこともできると思いますよ。もちろん逆も」

「それなら『関西バージョン』のパネルデザインに惚れ込んだファンも安心ですね。ところで、これって主人公はこの『ホネ』でいいんですよね?」

「そうですね、ただ『ホネ』って名前もどうかなぁと思ってるんですが」

「どうかなぁ、とは?」
「だって『ホネ』ですからね。ちょっと可哀想というか。他にいい名前があればとは思うんですけど…」

「じゃあウチのサイトで募集させてくださいよ。『ホネ』に代わる名前を」

「…本気で言ってます?(笑)」

「本気です。その代わり、応募された中にいい名前があったら、ちゃんと使って貰うということで。他にも名前変えたいキャラとか名前決まってないキャラとかいます?」

「あ、関東バージョンのDAD両サイドに顔が隠れたメイド服の女の子が描かれてるんですが、彼女の名前は決まってないですね。今後の機種にも登場させる予定なんですが」

「んじゃそれも同時募集しましょう。決まりです。という訳で、今日はどうもありがとうございました」




そんな訳で…

「ホネ(仮称)」&「メイドキャラ」の正式名称、大募集!


応募はmonster7@pachinkovista.comまで!(名称案2点&ハンドルネーム記載) 
締切りは3月31日(月)9:00
※採用者にはメールで御連絡いたします(賞品はありません)
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