さて、ここからは『CRエルビスプレスリー』の具体的な中身に話を移そう。まずは何よりも気になる楽曲についてだが、収録されているのは「ハートブレイクホテル」「冷たい女(Hard headed woman)」「テディベア」「監獄ロック(Jailhouse Rock)」「ラブミーテンダー」の全5曲。それぞれの曲に対応するリーチアクションが用意されている他、確変大当たり時は好きな曲を選択しBGMにすることが可能だ。
また、本機は潜伏確変&モード移行システムを採用しており、モードは通常or潜伏確変の「通常モード」、確変確定の「エルビスモード」、確変or時短となる「カムバックチャンス」の3種類が存在。通常モードの背景は昼と夕方の2種類があり、夕方なら潜伏確変の期待度が高まる仕組みだ。
演出面の核を担うのはパチスロライクなアクションの数々で、メインデジタルはパチスロ同様21コマ×3本のリール。リプレイが揃うことで擬似連アクションが発生したり、左リール中段にチェリーが停止することで突確になったり、チャンス目(トリプルテンパイハズレ等)が頻出することで潜伏確変の期待が高まったりと、まさにパチンコとパチスロを融合させた仕上がりになっている。もちろんパチスロの醍醐味とも言える目押し要素もあり、「ベガスチャンス」と呼ばれる演出が発生した際、左リール枠内にチェリーの上の赤7を目押しし、見事下段に停止すれば潜伏確変確定だ。
なお、前述の「カムバックチャンス」は通常絵柄での大当たり終了後に突入し、『〜MTZ』および『〜KTX』の場合は100回転するまで電チューサポートを受けられる。101回転目以降も継続した場合は嬉しい確変確定だ。ただ1点注意しておきたいのが『〜ATX』の場合。このスペックに限り、「カムバックチャンス」は内部状態に関係なく30回で必ず終了してしまうのだ。即ヤメすると確変を捨ててしまうことがあるので、ヤメ時には細心の注意を払いたい。逆に、「カムバックチャンス」終了後即ヤメの『〜ATX』を見かけた場合はハイエナのチャンス。確変が残っている可能性があるので、演出の挙動に注目しながら追いかけてみよう。 |
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