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KPE『マジカルハロウィン4』実戦データ付き設定6試打レポート
ART特化型に生まれ変わった「マジハロ4」のポテンシャルは如何に?
 2013年11月18日、高い出玉性能と魅力的なキャラクターたちが高い人気を集めてきた「マジハロ」シリーズの最新作『マジカルハロウィン4』が遂にホールでの稼働をスタートする。「マジカルラッシュ」と名を変えたARTを軸に据えた、これまでとは大きく異なるゲーム性を有する本機の挙動はシリーズのファンのみならずとも気になるハズ。ここでは最高設定での実戦データを公開し、新生「マジハロ」の秘められた力をどっか〜ん★と紹介していこう。
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「マジカルラッシュ」への突入はボーナスorチャンスゾーンから
 本機において出玉の柱となるART「マジカルラッシュ」の性能は、純増約2.0枚・初期ゲーム数40ゲーム(継続バトルを除く)+αのゲーム数上乗せタイプ。ARTへの突入はチャンスゾーンを経由するパターンとボーナスを経由するパターンに大別される。
 まず通常時からのART突入だが、レア小役で15ゲームの「どっか〜ん★チャレンジ突入ミッション」(以下ミッション)に当選→ミッション成功(魔法陣完成)で15ゲームの自力チャンスゾーン「どっか〜ん★チャレンジ」(以下チャレンジ)を獲得→チャレンジ中のカボチャ絵柄揃いでART確定と複数の段階を経ることになる。ミッション中はレア小役はもちろんのこと、ベルやリプレイといった通常小役からもチャレンジ突入の可能性アリ。チャレンジ中は高確率でカボチャ絵柄揃いが成立しているが、成立後も規定ゲーム数を消化するまではチャレンジを続行することができるため、ヒキ次第では複数のARTストックを獲得することができる。特にカボチャ絵柄揃い期待度がより高い「どっか〜ん★チャレンジ 特盛」ならば複数ストックの期待大となる。

 一方、ボーナスは主に規定ゲーム数の消化から当選(レア小役からの当選もアリ)し、「詠唱モード」への移行で前兆が示唆される。BIGが60ゲーム、REGが30ゲームのARTで構成された擬似ボーナスになっており、ミニキャラバトルや魔法陣の落下(前者はBIG中のみ)でART当選を告知する。ボーナス中に魔法陣が落下した場合は次ゲームからART中のボーナスと同様の扱いになるため、「まじかるちゃんす」発生の大チャンスだ。
通常時は「アリスステージ」と「ローズステージ」を交互に移行し、赤背景時は高確状態に期待が持てる。伝統の「魔界ステージ」も健在で、滞在中にボーナスに当選するとART5セット以上を獲得?
右記以外の特殊ゾーンとしてボーナス1G連の確率変動ゾーン「ビーストバトル」も搭載。突入時にはアリスたちが勝利し続ける限りボーナスがループする?
 ART中の上乗せはあらゆる要素が詰め込まれており、ゲーム数以外にもARTやボーナスのストックを獲得できる可能性もアリ。ゲーム数上乗せは最大継続率90%を誇るループ型上乗せ「マジカルアタック」が代表的で、レア小役成立時には高確率でボーナスをもストックできる。

 ARTストックは主にカットイン時のカボチャ絵柄揃いで獲得でき、シングル揃いの一部(25%)やダブル揃い後は次回ARTがカボチャ揃い確変ゾーン「カボチャンス」へと変化する。もちろんカボチャンス中のカボチャ絵柄揃いもARTストックが確定し、ダブル揃いならば複数ストック&カボチャンスループが確定するぞ。

 そして最強の上乗せゾーンとして君臨する「暴走覚醒ラッシュ」では、ゲーム数上乗せ&ボーナスストック&ARTストックがまとめて抽選される。ラッシュは10ゲーム+α継続し、ゲーム数の上乗せは毎ゲーム発生。レア小役成立時には3桁の上乗せが確定する。また、ボーナスストック時にはRUSH継続が確定するという特典もアリだ。
通常時の目標はボーナス当選orチャンスゾーンへの移行。前者は主に規定ゲーム数の消化(「詠唱モード」移行で前兆を示唆)から、後者はレア小役からの当選となる▼2種類が存在するチャンスゾーンは共に15ゲーム継続し、「どっか〜ん★チャレンジ突入ミッション」成功で「どっか〜ん★チャレンジ」を獲得→チャレンジ中のカボチャ絵柄揃いで晴れてART「マジカルラッシュ」に突入という流れを辿るぞ▼ARTは40ゲーム+αのゲーム数上乗せタイプで、終盤の「継続バトル」の結果で継続か否かが告知される(バトル勝利から上乗せゾーン突入の可能性もアリ)▼上乗せゾーンはゲーム数上乗せ「マジカルアタック」に加え、ストック上乗せの期待が高まるカボチャ絵柄揃い確変ゾーン「カボチャンス」、ゲーム数&セットストック&ボーナスのトリプル上乗せ抽選「暴走覚醒ラッシュ」、バトル敗北まで1G連が継続する「ビーストバトル」と強力なものが目白押しだ。
それにしてもこのアリス、デレデレである
 設定6の実戦データは以下の通り。最高設定とは言え強烈なツンに見舞われる悲惨な結果もあり得たが、蓋を開けてみれば初当たり後に即引き戻したARTで一撃が炸裂、加えて早めのART再突入&ロング継続と設定6の出玉性能を存分に見せつける結果となった。
(1)ゲーム数解除の前兆に期待が持てる「詠唱モード」はオーラの色で期待度を示唆する。また、フロストが登場すると期待度アップ!
(2)連続演出は種目や組み合わせで期待度が大きく変化する。各キャラには相性があり、有利キャラと不利キャラが存在するぞ。
(3)「どっか〜ん★チャレンジ突入ミッション」ではレア小役の他ベルやリプレイの連続でも「どっか〜ん★チャレンジ」当選のチャンス。魔法陣完成でチャレンジ確定だ。
(4)「どっか〜ん★チャレンジ」で幸先よく2回のカボチャ絵柄揃いを決め、複数のARTストックを獲得! 完走型CZの特性をフルに活かしスタートダッシュに成功!
(5)初のARTは上乗せ0で完走。カボチャ絵柄揃い×2でART2セット、極めて簡単な算数問題でした。
(6)ART終了後のRT中にレア小役成立でART引き戻しの大チャンス! さらにボーナス当選で引き戻しが確定する。ボーナス中に「まじかるちゃんす」も発生し、50ゲームからのスタートでちょっとチャンス…と思ったらボーナス後にとんでもないモノが出てきたの図。
(7)「暴走覚醒ラッシュ」はARTのゲーム数&セットストック、そしてボーナスの上乗せが抽選される本機最強の上乗せゾーンで10ゲーム+α継続。果たしてこの結果はヒキ弱? ヒキ強?
(8)大量上乗せで3桁の初期ゲーム数を獲得したが、上乗せチャンスはまだまだ続く。ボーナス後は上乗せゾーン「マジカルアタック」高確移行の大チャンス(BIG後は移行確定)だ。また、ART中のチェリーも移行契機の1つになっているぞ。
(9)「マジカルアタック」は最大で5ゲームの前兆を挟み発動し、巨大ナビの出現やナビ時のチャンス目出現などが前兆示唆演出となる。「まじか★リール」によるリールのスローアクションが連続すればアタック発動は目前?
(10)「マジカルアタック」発動後はまず継続率(MAX90%)を示唆する右上のカボチャの色に注目。なお、継続率を問わず2ゲームの継続(10ゲーム上乗せ)が保証されている。
(11)「マジカルアタック」中のレア小役は大量上乗せだけでなくボーナス当選の期待度も高く、特に5の倍数ゲームでのレア小役はアツい! モンスター登場でレア小役成立の期待大?
(12)シリーズ恒例のチャンス演出「月演出(赤)」から中段チェリーが降臨! 程なくしてボーナスが告知され、実戦初のBIGに繋がった。
(13)ボーナス中の宝箱絵柄揃いは「まじかるゾーン」突入契機の1つ。10ゲームのゾーン中はゲーム数減算がストップし、「まじかるちゃんす」の発生確率がハネ上がる。
(14)赤カットインから初のカボチャ絵柄揃い、それもダブル揃いをゲット! ちなみに青カットインはさんざん発生しながらもノーヒットと、赤カットインとの期待度の差はかなり大きい模様。
(15)「大食い対決(アリスVSベレッタ)」中にお馴染みの激アツ柄「クローバー柄」が出現。実戦中で出現したのはここだけと出現率は低いようだが、相応の期待度を誇るのは間違いなさそうだ。
(16)ART終盤に発生する「継続バトル」中に味方キャラの変身が発生すれば期待度大幅アップ! 今回はストックが確定しており当然の勝利だったが、その後に…?
(17)「次回予告」を経て「カボチャンス」に突入し、ヒキ次第では終日ARTという理想の展開が見える状況から、まさかのカボチャ絵柄揃い0と勝負弱さを存分に発揮。この不甲斐なさが影響したのか、この後はさしたる見せ場もなく快進撃も終了…。
(18)2回目のロング継続となったART中に最大の見せ場が到来。ボーナス中立て続けに「まじかるゾーン」移行が発生し、合計で11個(内2個は「まじかるゾーン」移行告知)もの宝箱を乱獲!
(19)終了時間が頭をよぎるタイミングで、待望の金箱がこんにちはして100ゲームを上乗せ。そして同時にART取り切れずの終了もほぼ確定…。
(20)ボーナス終了後に告知音と共に「WINランプ」が点灯し1G連をゲットするも告知はREG…と思いきやBIGが確定したところで実戦終了!
実戦を終えて
 ひたすら順調なほぼ右肩上がりの出玉推移を描き、実戦後に思わず「『マジハロ4』、簡単やな?」と余裕の言葉が漏れるほどの大勝利。ART初当たり確率はかなり悪くなっていますが、そもそも実戦の大半をARTで消化したのですから当然の結果でしょう。

 全体通しての挙動としては、弱小役契機と思われるチャンスゾーン移行が多めでした。ここに設定差があると仮定すると、強小役(試打の印象ではかなり重め)をメインにせざるを得ない低設定は相当ヒキに左右されそうだな、と。ゆくゆくは解析でこの仮定が正しいか、そして今回の実戦でどれだけ薄い所を引いたのかが明らかになるでしょうが、それが楽しみでもあり恐ろしくもあり。(DN)

(C)KPE
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