SANKYOの看板キャラ「夢夢ちゃん」が初めてお目見えした『フィーバーパワフル3』。現在も続くパワフルシリーズのルーツであり、設置台数30万台オーバーの超ヒット機種である。ヒットした一番の理由は、なんといっても液晶画面をフル活用した8ライン方式を採用していたこと。液晶画面を9分割のマス目にしたことで、それまでの5ライン方式にはない期待感を演出。オールフルーツで大当りすると効果音が変化するなど当時としてはかなりの出来で、夢夢ちゃんというキャラの魅力と8ラインの斬新なゲーム性のコラボにより、熱狂的なファンを生み出した。連チャンシステムは保留玉2〜4個目を16分の1で大当りに書き換えるというもので、連チャン率は約20%。保2以降で複数ラインリーチがかかれば激アツだった。本機はデジパチで初めて合成音声を搭載。開店前のホールからは「SANKYOで〜す。よろしくね」という夢夢ちゃんの声が響いていた。 |
|