Daiichi CR Gメン’75KS
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DAIICHI『CR Gメン’75』『新レレレにおまかせ』新機種展示発表会
強力なタイアップ機を2機種同時に発表!
 株式会社大一商会は2006年11月6日、東京・港区のグランドハイアット東京にて、新機種『CR Gメン’75』『CR新レレレにおまかせ』の展示発表会を開催した。前者は1970年代に人気を集めた刑事ドラマとのタイアップ機で、「液晶」「役モノ」「盤面」「光」の全てをシンクロさせた新枠「Nude+」を実現した話題の1台。後者は2004年に登場して以来、未だに根強いファンに支持されている『レレレにおまかせ!』のリメイク機。

 どちらも来年のパチンコシーンを牽引するであろう有力機種ということで、当日会場には多くの業界関係者が足を運んだ。
どちらも甲乙付けがたい出来映え
 受付には『CR Gメン’75』のイメージに合わせ、スリットの入った白いベルボトムに白いハットと、70年代ファッションを身に纏ったコンパニオンの方々がお出迎え。発表会場内に入ると『CR Gメン’75』と『CR新レレレにおまかせ!』の試打コーナーが別々に設置されており、どちらにも多くの来場者が殺到。また機種説明VTRの前で立ち止まり、解説者の声に耳を傾ける関係者の姿が見られた。
六本木ヒルズ1階にある蜘蛛のモニュメントを激写。深い意味はありません。ただ何となく…です。
会場入り口付近には両機種のポップがところ狭しと飾られている。
VTRを使っての機種説明コーナー。足を止めて説明を聞き入る関係者が多数見られました。
会場はとても広く、試打コーナーや機種説明コーナー、射的コーナーなどが設けられていました。
こちらがGメンの試打コーナー。皆さんやはり「Nude+」が気になるご様子。
新レレレコーナーも人で埋まりっぱなし。結局最後まで打てませんでした。
射的コーナーのお姉さん達。あなた達のハートを射止めたいっす。
「Nude+」だからこそできた光りの衝撃…それがこの光る弾痕演出だ! 激しい音と共に画面に銃弾が打ち込まれれば大当たりはもう目前。弾痕が多ければ多いほど期待度がアップするようだ。
ハードボイルドスペックで出玉もよりハードに!?
 ではまず『CR Gメン’75』の概要についてお伝えしよう。「Nude+」による演出に注目が集まっている本機種だが、それ以上に注目したいのが「ハードボイルド・スペック」。これは前作『CR中森明菜・歌姫伝説』をさらに進化させ、スペシャル始動口「アクションチャッカー」と電チューによるデジタル変動からは突然確変にならない仕組みだ。つまり電チューサポートが発生する確変・時短中に大当たりした場合、そのほとんどが14R継続となるので、一気に出玉を伸ばすことが可能となる。(※ラウンド数はスペックによって異なります)

 続いて演出面だが、やはり盤面全体を使用した「Nude+」演出は素晴らしいものがある。様々な場面で液晶を打ち抜く「光る弾痕」演出や「ターゲットスコープ」は迫力満点。プレイヤーを興奮の坩堝へと誘ってくれることは間違いない。また予告やリーチにドラマで使用された音楽や映像を使用、8種類あるモードによりストーリー性溢れる展開を実現するなど、まさに「Gメン’75」の世界観を余すところなく堪能できる内容に仕上がっている。
本機種の保留は最大8個。「アクションチャッカー」に入ると黒木警視が登場する専用の演出が発生。黒木警視が出す様々な指令をプレイヤーが上手く実行できれば大当たりのチャンスだぞ。
確変大当たり後に必ず突入するのが、この「スペシャルGメン★モード」だ。滑走路上に6人が並ぶというファン感涙の演出。
通常大当たり後に突入するのがこちら。この「Gメン★チャンス」中はキャラの数に注目しよう。増減を繰り返し、見事6人揃ったら確変昇格だ。
リーチ発生時に液晶に「特報」がカットインすると「ムービーストーリー分岐」の始まり。映像が指令→捜査→犯人追跡の順に流れていき、最後まで残った刑事のスーパーリーチに発展するのだ。
復活したレレレはこれでいいのだ!
 一方『CR新レレレにおまかせ!』は、役モノの構造を前作から踏襲。V入賞が期待できる「スペシャルルート」ももちろん健在だ。新しい機能としては、直撃大当たり「レレレBONUS」の採用、ラウンド抽選に積み上げ方式の採用、スタート入賞を最大4個まで記憶する保留機能の追加の3つが挙げられる。「レレレBONUS」の抽選確率は1/398.5で約1350個の出玉が見込めるが、頻繁に当たるものではないので、オマケ程度に考えておくのがよいだろう。

 大当たりラウンド中はラウンド積み上げ演出が発生。2R目に出現した泥棒を3R以降に捕まえることができれば16Rまで継続確定となる。もし捕まえることができなくても、本官がマンホールに落ちない限りはラウンドが継続する仕組み。どこまで続くかわからないドキドキ感を味わうことができる。

 保留機能によりスタートチャッカーに同時入賞して悔しい思いをすることもなくなるし、「磁石・振動センサー」を搭載したことによりセキュリティ面も強化されているので、安心して遊べるぞ。
役モノの構造は前作とほぼ同じ。V入賞期待度が1/4になる「スペシャルルート」も健在だ。
スタートチャッカーへの入賞を最大4個まで保留することができるようになった。
ヘソ部分のチャッカーは2回開きから1回開きになった。
2R目に登場した泥棒を本官が追いかける。3R目以降で見事捕らえることができれば15R継続が確定する。もし捕まえられなくても、本官がマンホールに落ちない限り、ラウンドは継続するのだ。
注目展示会コンパニオン No.014
チューブトップになりたいです。
後記
 2機種同時に発表された訳ですが、個人的に期待しているのは『CR新レレレにおまかせ!』ですね。ただでさえ完成度、人気共に高かった前作がパワーアップして帰ってきたんですから、面白くないはずがない。てゆーか、絶対に面白いです。

 一方『CR Gメン’75』はというと…確かに盤面全体を使った演出はスゴいし完成度も高いと思うんですが、何せストーリーを知らないので…。ただ、団塊世代の方々にはウケがいいと思うので、とんでもない大ヒットになるかもしれません。

 ちなみに『CR Gメン’75』が12月上旬頃から、『CR新レレレにおまかせ!』は1月中旬頃からホール導入予定のようです。
(C)東映
(C)赤塚不二夫/ぴえろ