京楽 ＣＲぱちんこ仮面ライダー　〜ショッカー全滅大作戦〜
分析情報
ゲ
|
ム
性
紹
介
あの仮面ライダーがバトルスペックで華麗な復活！
ライダーの戦闘アクションを生かしたバトルがウリだ！
　1971年からテレビシリーズとして始まった石ノ森章太郎氏原作の特撮ヒーローシリーズ「仮面ライダー」。前作も京楽から登場してアクションの軽快さなどで人気を得たが、今作は初代を上回る演出の多彩さと、バトルスペックを搭載しての登場だ。日本人には馴染みの深い特撮シリーズだけに、デビュー前から大きな話題を呼んでいる。

　演出面は前作の仮面ライダーを踏襲している部分が多く、今作も仮面ライダーのストーリーに沿った演出が展開され、懐かしの名シーンなどが忠実に再現された実写ムービーなどでは非常に分かり易い戦闘で大当りへと導いてくれる。ショッカーや怪人たちも見覚えのあるメンバーが勢揃いしており、最大の敵である首領は、今作では出現すれば大当り確定のプレミアムキャラとなっている。

　大きな変更点はバトルモードの存在で、同社のヒット機種である『ウルトラセブン』や『ウルトラマン』、『ジョーズ』、『歌舞伎剣』と同じように、主役であるライダーが勝ち続けることで連チャンが演出される。攻撃パターンや法則なども多く用意されているので、チェックしながら打つと楽しさが倍増するはずだ。
懐かしの怪人たちが出現する本機種。当時の開発コンセプトでは怪奇ドラマとしての開発が元となったため、初めのシリーズではグロテスクな怪人が数多く登場している。
過激なバトルスペックを極限までマイルドに！
興奮のライダーバトルモードでは怪人たちとのバトルが展開していく。これまでの京楽のバトルタイプとの変更点は引き分けが無くなったことだけで、『ウルトラマン』や『歌舞伎剣』などと似ている。
　連チャン性能がウリであるバトルタイプのパイオニアである京楽から新たに登場した本機だが、今までのバトルスペックとはひと味違う。まず大当り確率を見ると、221.5分の１と現行ミドルスペックよりもかなり甘め。これまでの主だったバトルタイプと比べるとかなり当りやすさを感じることができるはずだ。

　出玉性能を見てみると、通常大当りは７Ｒで約530個、大当り全体の15％を占める15Ｒ大当りでは約1160個の出玉が獲得できる。これまでの主なバトルスペックと比べると確かに少なくなっているが、甘デジ仕様の『歌舞伎剣』よりは破壊力が増しているといっていいだろう。

　しかも、ひとたび出玉のある大当りを引けば、驚異の継続率85％の連チャンが楽しめるのが最大の魅力。この継続率により連チャン期待値は８連チャン以上と高めなので、通常ミドルスペックの出玉と何ら変わりはないだろう。
本郷潜入モードは継続するほど確変チャンス
　突確or突時で突入する激アツモードが本郷潜入モード。主にライダーバトルモード終了から突入することになるが、10回転ごとに扉が現れモード継続orモード終了となる。突時の場合は10or20or30回転のいずれかで終了となるが、内部的に確変状態であれば、31回転目には確実にライダー潜入モードに移行。確変状態の台を手放すことがないよう、打ち手に優しい配慮がされているのも魅力だ。

　京楽らしくギミックも精巧で、液晶上部に配置されたライダーベルトは、連続フラッシュする疑似連続予告や、いきなり液晶上に落下してくる予告など様々な場面で作動すれば激アツ。その他にも液晶下にはヘッドライトランプが設置されており、ライトの色でリーチの発展を予告する。もちろん、ハンドル部分に仕込まれたパトランプが激しく高速回転するＰ-フラッシュも健在だ。

　多彩な予告を経て怪人やショッカー幹部たちとの対決に勝利することがまずは目標。そして隠されている様々なプレミアムアクションなどを残さず網羅できれば、立派な仮面ライダーファンになれるだろう。
激アツのリーチアクションとしては７人のライダーが次々に登場する「７人ライダー全回転リーチ」が挙げられる。そして最大の敵である首領が出てくる「首領全回転リーチ」をプレミアムリーチとして搭載！
(C)石森プロ・東映