タイヨーエレックから登場した『CRプロゴルファー猿』はミドルスペックのST機。本機は潜伏確変とラウンド数変動を駆使して連チャン性を高めた流行りのスペックとは異なり、紛らわしいモード移行や大当りを排除した単純明快なミドルスペックとなっている。
どの程度明快かというと、まず本機には潜伏確変が存在しないため、大当りすれば必ず出玉アリとなる。ラウンド数変動も皆無なので、大当り時には必ず約2100個の出玉が獲得可能だ。そして、ゲーム性の肝となるST突入率はもちろん100％。奇数絵柄と偶数絵柄の違いは、ST33回転後の時短67回が付いてくるか否かとなっている。
必ず約2100個＋ST突入率100％と聞くと夢のようなスペックに感じるが、これらが実現可能な理由はST連チャン率にある。ミドルやMAXのST機となれば高継続率をイメージしがちだが、本機のST連チャン率は40％弱と非常に低い数値に。連チャン性を抑えることで、完全出玉アリのスペックを可能にしているのだ。とはいえ、初回奇数絵柄揃いの場合は時短67回が付くため、その際の連チャン率は50％を超える。更に、電サポ中の大当りも必ず時短が付いてくるので、ある程度の連チャンは期待できるだろう。
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| 大当りすればいかなる状況下でも約2100個の出玉が獲得できる。STをスルーしても十分な出玉が確保できるため、遊びやすい機種と言えるだろう。 |
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