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展示会詳細

DAIICHI『CR遠山の金さん』プレス発表会

老舗メーカーが時代劇物に初参戦！

　2008年11月20日、株式会社大一商会は東京都・台東区のP・Players Cafeにて、パチンコ新機種『CR遠山の金さん』のプレス発表会を開催した。数多くの機種を送り出してきたにも拘らず、意外にも時代劇物とのタイアップは本機が初となる同社。「遠山の金さん」という強力なコンテンツをどう料理したのか？　そして業界初となる「斬撃センサー」の正体とは？　老舗メーカーの動向から目が離せない。

東大工学部卒の開発者が語る「時代劇の楽しさ」とは？

　株式会社大一販売営業本部執行役員本部長・宇佐美成年氏の挨拶により幕を開けた今回の発表会。氏は「今回の新機種は、当社として初めて、時代劇物に挑戦することになったが『遠山の金さん』という知名度の高いシリーズを使用して発表できることになった」と喜びをアピール。続いて株式会社大一商会商品開発部・成吉明彦氏が「時代劇ならではの快感というものをテーマとして、全体をデザインした。また、『斬撃センサー』や役モノなどが演出を盛り上げてくれるため、誰にでも楽しめる内容に纏まっている」と開発コンセプトを語った。続いてプロモーションビデオの上映を挟み、株式会社大一販売営業企画室室長・安藤隆氏が導入店支援策を発表した後、試打タイムとなった。

会場となったのは、上野村の入り口に位置するP・Players Cafe。お馴染みのコーポレートコスチュームに身を包んだコンパニオンさんが出迎えてくれた。

左から株式会社大一販売営業本部執行役員本部長・宇佐美成年氏、「東大工学部卒」と紹介されて登場した株式会社大一商会商品開発部・成吉明彦氏、株式会社大一販売営業企画室室長・安藤隆氏。

「斬撃センサー」によるプレイヤー参加型のアクションに注目だ

　では早速、試打によって判明した新機種の特製について解説していこう。まずスペックについてだが、本機は大当たり確率354.5分の１、確変継続率65％の１スペックのみとなっている。また、潜伏確変や小当たりは搭載しておらず、複雑なモード移行などを行なわない、シンプルかつ遊びやすいスペックとなっているぞ。

　続いて演出面だが、やはり本機の目玉となるのは「斬撃センサー」の搭載により実現した、プレイヤー参加型のアクションだろう。その種類は「敵やハズレ絵柄を斬る」「リールを止める」「役モノを動かす」と実に多彩。これらのアクションを実行する際は、液晶の指示に従い、液晶近くに手をかざせばOKだ。なお、センサーの検知範囲は液晶中央付近のみとなっているが、盤面から３センチほど離れた地点で軽く手を動かすだけでも十分に反応してくれるため、大振りには注意しよう。他にも、保留先読み機能を利用した「雷雲モード」や、原作さながらの金さんの名裁きを堪能できる確変時限定演出の「お白州チャレンジ」など、見所が盛り沢山の機種に仕上がっているぞ。