海物語シリーズの人気を確立させたといっていい『CR新海物語』。その後継機として登場したのが、この『CR新海物語スペシャル』である。演出等にはまったく変化がないが、液晶上のサム役モノなど、外見に大きな変化を見せたのが特徴だ。
その変化の中で一番の目玉といえるのが液晶の大きさ。それまではほぼ正方形の液晶であるがために、盤面の真ん中で多少窮屈な印象があったが、このシリーズから約10インチの横長ワイド液晶を搭載。液晶自体も少し大きくなったことで、今までの演出をさらに迫力をました状態で堪能できることになったのだ。演出の少ない本機にとっては、演出の見栄えがかなり重要となるだけに、これは劇的な発展といって良いだろう。
本機は従来のシリーズ機種と比較しても釘が甘い仕様となっていた。よってストローク如何では思った以上に回る台に座ることも簡単だった機種といえる。それだけにパチプロがこぞって狙っていた台でもあったのだ。一般ユーザーが予想以上の競争率で台の確保に一苦労したのは、こんな裏話があったからなのである。 |
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| 液晶が大きく、ワイドになったことでマリンちゃんはもちろんのこと、魚群予告もその迫力を増した。サムの体格も以前のシリーズよりひと回り大きくなった!? |
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