JPS アストロ球団
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JPS『アストロ球団』プレス発表試打会
試合を制すものが出玉を制す!
 2007年3月19日、株式会社JPSは東京・台東区のラ・ベルオーラムにて、最新機種『アストロ球団』のプレス発表試打会を開催した。JPSといえば、先月にはオリジナルキャラを採用した意欲作『ダイナマイトマン』を発表したばかりだが、今回の『アストロ球団』は前作とは全く違ったゲーム性を実現した機種だという。一体、どのようなゲーム性になっているのだろうか…!?
コンセプトは「5号機に瞬発力がないとは言わせない」
 現実世界では絶対にあり得ない魔球や必殺技が乱れ飛び、試合中には負傷者どころか死人が続出――野球マンガの枠に収まりきらないダイナミックかつトリッキーな展開で昭和の少年たちを熱狂させた「アストロ球団」が遂にパチスロになった。

 今回の会場となったのは、お馴染みラ・ベルオーラム。受け付け開始時間を過ぎると記者席はすぐに満席状態となり、注目度の高さが伺えた。イベント自体は比較的シンプルな構成で、開演するとまずは同社営業部長・古川雅彦氏が登壇。連続リリースとなった理由について「5号機の可能性を強く感じられる機種を連続して発表することに大きな意味があると考えた」とコメントした。

 また、次いで登壇した株式会社トレード代表取締役社長・石塚祥貴氏は「『5号機に瞬発力がないとは言わせない』をコンセプトに開発を進めた。長々と話しても伝わらない部分が多いと思うので、今日は実際に試打をして頂き、『アストロ球団』の良さを知って貰いたい」と新機種に対する自信を表明。その後、株式会社JPS営業部・鈴木龍氏によるゲーム性の説明とフォトセッションを経てプレス発表は終了し、試打タイムに突入した。
会場は上野村随一の大型展示会場・ラ・ベルオーラム。立ち見が出た前回よりも記者席の数が増やされていましたが、それでも開場後はすぐに満席状態となってしまいました。
挨拶する株式会社JPS営業部長・古川雅彦氏と株式会社トレード代表取締役社長・石塚祥貴氏。2人によって実機のベールが外され、『アストロ球団』がお披露目されました。
株式会社JPS営業部・鈴木龍氏によるゲーム性の解説とプロモーション映像によって本機のゲーム性が明らかに。フォトセッションを挟んで、いざ試打タイムへ!
勘と目押しを駆使して「アストロタイム」を獲得せよ!
 さて、ここからはいよいよ本機の具体的なゲーム性をお伝えしていこう。通常時は液晶上でアストロ球団とライバル球団の試合が行なわれ、1ゲームあたり1球のペースで試合が進んでいくのだが、まず注目すべきは、筐体上部に配置されたLEDと7セグである。これは試合状況を示すもので、向かって左側には現在のイニング、両球団の得点、打席にいる選手のパラメーターが、そして右側には投球カウント、出塁状況、投球スピードがそれぞれ表示されている。これらの中で特に重要なのが得点表示で、アストロ球団が優勢になればなるほど小役のナビ率が変動する仕組み。10点差以上で勝っていればチェリー以外のナビ率が100%になり、コイン持ちが大幅にアップする仕様だ。

 続いてゲームの流れについてだが、本機には2種類のRTが搭載されている。1つは通常時に72ゲーム周期で訪れるRT、そしてもう1つはロング継続が期待できるRT「アストロタイム」だ。いずれのRTもチェリー入賞時はパンクしてしまうのだが、アストロタイムの場合はチェリー成立時にナビが発生するので、チェリーが入賞しないように目押しを行なえばパンクを回避することができる。なお、アストロタイムの突入契機は5枚役入賞時となっているのだが、5枚役には3通りの組み合わせがあり、中・右リールの目押しも正確に行なわなければアストロタイムには突入しない。5枚役成立を察知したら、勘と目押しを駆使して入賞=アストロタイムを狙おう。
筐体上部ではLEDと7セグによって試合の状況が表示される。得点差によって小役ナビ率が変化するので、展開には常に注目しておきたい。
通常時の液晶画面では基本的に1ゲーム=1球のペースで試合が行なわれ、試合終了後は数ゲーム間だけロッカールームに移行する。
敵将のタイムやデッドボール後の乱闘からは連続演出に発展する。スコアボードの上から代打者が登場したり、球七・球八兄弟が協力してホームランボールをキャッチしたり…と、予想の斜め上を行くトリッキーな展開は「アストロ球団」ならでは。
本機には『新造人間キャシャーン』譲りのミニゲーム(特訓)も搭載されている。クリアすれば味方の攻撃力がアップ、もしくは敵の攻撃力がダウンするため、アストロ球団が得点しやすくなり、ひいては通常時のコイン持ちアップに繋がるぞ。
レバーON時に「アストロチャンス!!」の文字が表示された場合は、5枚役が成立した合図。左リールには7(赤)、A(オレンジ)、BAR(緑)のいずれかを、中・右リールにはそれぞれユニフォーム絵柄を狙おう。見事入賞させられれば、次ゲームからアストロタイムに突入するぞ。
アストロタイムはチェリーが入賞するとパンクしてしまう仕組み。シュウロ監督が登場しチェリーナビが発生した場合は画面右下の「×」印と同じ色のボーナス絵柄を左リールに狙ってパンクを回避しよう。
注目展示会コンパニオン No.047
チアリーダー無しじゃ試合は始まりません!
後記
 野球に限らず、スポーツものというと、「得点したらボーナス」「試合に勝ったらボーナス」的な仕様が多いですが、今回のマシンはちょっと違う感じなんですよね。会場で試打するまでは違和感があるんじゃないかと勝手に懸念していたんですが、いざ打ってみるとこれがなかなか面白い。

 「得点したらボーナス」「試合に勝ったらボーナス」系の機種を打っているときの感覚を「スポーツ番組のハイライトを見ている感じ」とするなら、『アストロ球団』の場合は「実際に野球をしている感じ」でしょうか。

 ちなみに本機のデビューは5月7日から。夏の全国高校野球大会まではまだ日がありますが、球児たちより一足先にプレイボールといきましょう。
(C)1972 遠崎史朗・中島徳博 (C)2007 アストロ球団製作委員会